YAMAHA TY ご存知だろうか?トライアルタンクである。
奈良在住の、南工房からの依頼です。

スリムな線を求めるのであれば、トライアルはを選択するのは間違いではない!いや正しい目線だ。

何を選ぶかじゃなく、線をどう捉えるかが問題なのだから。では、正解をお見せしましょう。

 

ショボイ。確かに。
しかし、見ようによっては何てシェイプされたタンク!

原寸を記録し、外装部とトンネル部を剥離。
このタンクを延長すれば、長く見え容量も増すって一粒で二度美味しいのだ!

 

最後端はシボリがきついので、余分目にカット。
で、延長部の材料をタンクに宛がって見た!の図。

 

宛がったプレートに曲面は形成されていない。
タンクの曲面と、プレートの曲面を均一に均し、サイド部も同じく成型する。

何につけてもそうだろうが、材料は少し長めに確保するのがセオリーだ。
トンネル部も延長し、組んだ状態を確認。

 

トンネル最後部は、取り付けステーが溶接されるので、補強プレートを別に製作し取り付けておく。

いつもならここから組み上げ作業だが、今回はタンク装飾に入る。
上面に同じ曲面でアルミプレートがリベット打ちされる。で、型紙製作だ。

 

造るのはプレートだけではない。
今回のユーザー”南ッチ”はアルミプレートにリブが欲しいとの事。

(どお言う意味か分かってる?)何て感じつつも、OKOK〜〜〜!てなノリで、リブ駒を造る事にした。

 

上左の図は試し引き。そして上右の写真は切り抜いたプレート。
これにリブを引きます。

 

プレートの外線を切りリベットを打ちました。
右の写真は裏から見たものです。

そうですよ!リベットはタンクを貫通しているのですよ。漏れない?
てか、漏れるようじゃ初めからこんなことやってませんよ。

 

ユーザーがペイントショップのオーナーだけに隙がないな。
フィニッシュの写真はなかなか掲載できない物だが、物造りはやっぱフィニッシュまで見届けないとね。


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