こんにちは。


どうですか?最近。

私も自営業を始め、この不景気を毎日実感している今日この頃。
自営業者にサラリーマン。厳しい毎日を送っていることだと思います。

さて、今月はちょっと違った趣旨を含んでおります。
と言いますのも、「小河内ダム堤頂長での写真撮影会」を、そろそろ真剣に考える時期になってまいりました。
そこでちょっとした問題が持ち上がっています。



その前に、先ず私はこの企画の趣旨をもう一度思い返してみた。

1972年7月からTV放送が開始された、「人造人間キカイダー」。
あの時期に脳裏に焼きついたキカイダーやサイドマシーンを追い求めて、未だにバイクに跨っている人間が
どれほどこの日本にいるのだろう?

また、日本のみならず現在ハワイでのキカイダー人気を知っている人もおられることでしょう。

私達は忘れていない。
幼少期にドキドキワクワクさせてもらったヒーローを。

キカイダー世代はいつしか係長や部長、或いは社長さんになってこの不況の時代を頑張っている。
責任ある立場の人達が、このサイドマシーンプロジェクトに参加してくださっているのは周知の事実だ。

毎日、大きな責任を抱え理不尽に耐え、言いたくも無い台詞を与えたり吐かれたり。
ヒーローはどこかの誰かが作ったものと、大人は自分の生活に追われてしまう。
・・・・・。

”どこかの誰かがサイドマシーンを作っているらしいぜ”。
そんな言葉を聴いただけで貴方はドキドキしないか?
この企画を知ったとき、貴方はきっとドキドキしたはずだ。そう、まるで子供のように。

目に見えるものしか信用しなくなった大人に、サンタクロースは存在しないかもしれない。
でも、ほんとうに大切なものは目に見えないものと、分かってくるのもキカイダー世代じゃないのかい?

私は思う。
サイドマシーンは、あの時ドキドキした者の同窓会だ。
一度も会ったことの無い者どうしの同窓会だ。

私はそんな同窓会に華を添えたい。

サイドマシーンに乗りたいと思う者にはサイドマシーンに乗って貰いたいのだ。
で、何かのアクシデントでサイドマシーンに傷を付けたら?
そんな心配は不必要だ。
バイクが壊れる事より、サイドマシーンで得られた喜びのほうがどれほど重いのか私は知っている。

私は直す事がなりあい。私は造る事がなりあいなのである。
直すことによってどれほどの人が喜ぶのか?そう考えるとトラブルなんて取るに足らないことなのだ。

この企画が無ければ、恐らく会うことが出来なかった者同士。

私は思う。あのダムでまだ会ったことの無い者同士の同窓会が現実に行われ、薄れていった思い出を兄弟のように
話せる時間が持てることを。

私はその為にこのバイクを造っているのだから。



さて、皆さんはご存知だろうか?
撮影が行われた小河内ダムが、現在は車輌の乗り入れができないことを。

小河内ダムを管轄しているのは東京都水道局です。
メンバーの一人が東京都水道局に出向いて車輌の乗り入れを懇願しました。

無論却下ってところですが、それは当たり前と言えば当たり前ともいえます。

上には上の話し方で行動を。
それは「嘆願書」と「署名簿」を付けて東京都水道局に提出いたします。

嘆願書の全文は下記です。
また文は一部の手直しを加え作成される可能性があります。

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小河内ダム堤頂長での撮影企画嘆願書

小河内ダム堤頂長での写真撮影会を企画する旨です。

○○○○年○月○日小河内ダム堤頂長。
午前10:00集合 午後3:00解散を予定しております。

所要場所には警備員を配置し、参加者の安全を確保する所存です。
撮影終了後に周辺の清掃をし、元の状態にするものです。
撮影に関して起こりました事故やトラブルは、当方が一切の責任を負うものです。

当日参加者数は100名くらいを予定しております。

要望趣旨

企画の狙いといたしましては、当時ヒーローに憧れていた世代がこの地で、
もういちど昔を懐かしんでいただければと、集合撮影するものです。

当初から小河内ダムでの撮影会を考えておりましたが、車輌立ち入りが
禁止されていると聞き、嘆願書を提出にいたりました。

改定項目の指示や厳守事項など有りましたら、速やかに東京都水道局殿の
指示に従う所存でございます。

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署名は二千人を目標にしています。
この企画を含め是非とも署名活動に参加していただきたい。
バカを真剣にやってみてもいいじゃないですか。

今まで、「作業には参加できなませんが」と言うメールを幾つも頂きました。
今こそ貴方の力が必要です。
この世とおさらばする間際に、脳裏を横切る思い出になるかもしれません。

思い出してくれ。外装のアルミ化、フラッシャーの入手不可能、スクリーンの製作とフレームの
寸法。ここまでは情熱だけで物事が動ける範囲にあった。
しかし、今回は僅かな人ではどうにもならない。
最後のテープを切るには、毎月このHPを楽しみにしてくれてる貴方の力が必要だ。
どうか貴方の力を分けてください。

何卒、宜しくお願いいたします。
ホームページのトップとこのページの最後に、PDFファイルで署名簿雛形を用意いたしました。
署名を募って私のところへ送っていただきたい。
見知らぬもの同士の同窓会を実現させましょう。

何せ初めてなもので、嘆願書のほうもこう書けば?ってアドバイスもお待ちしております。



さて、それでは今月の作業です。
幾つか発注していた工具が到着し、停滞していた作業も動き出しました。

 

全てのプレートのコーナーはR加工です。
最後に帳尻をあわす算段ですが、事前の曲げは精度に関わります。

仮組み前にもおおよその曲げをプレートに与えます。

 

説明は無用ですね。エノットの燃料キャップ。
明日、燃料タンクの全ての溶接が完了し、タンク完成です。
来月には掲載いたします。

右本体は全ての溶接仮付けが終わりましたので、こちらも溶接後にワイヤーエッジでフィニシュ。

 

ここは許してもらえるのか?
タンク&シートの形状は、幾つかのサンプルを見たのですが
プラモの形状が一番かっこ良く感じました。

そこでプラモの形状を選択することにしました。
これも縁のワイヤーエッジを施し、全ての溶接が完了すれば素晴らしい質感が与えられるでしょう。

 

冒頭にもお伝えしましたニューアイテム!コンターゲージ。
この手の工具がどうしても日本では手に入りにくい。

8本で構成されているアームの位置を変えることで、表面の曲面を拾ってゆく工具だ。
これで微妙な左右の曲面を合わせる訳だ。

 

二つ目はライン ファイル。
板金加工に従事している人なら、一度は目にしたこともあるでしょう。
でも、使ったことある?

この手の工具を使う仕事もめっきり減ったのでは?

 

中心のダッパックルを締めたり緩めたりすると、ファイル(ヤスリ)が外へ内へと曲がってくれる。



平らなもので曲面を削るには何かと面倒な事が発生する。
日本では入手困難となったこの工具が、これからガンガン活躍いたします。

来月の車輌見て夢を膨らませてくれ!


pdf29kb.pdf 署名簿

署名簿の雛形です。どうぞ宜しくお願いいたします。

2011/10/01現在、仲間は44人。応援メール87通。

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