二年目を経過したサイドマシーン。
こうなるとライフワークと言うより他に無い。

常盤の上のサイドマシーンだが、ここから下ろされるとその車高の低さにゾクゾクすることだろう。

地味〜な作業が連続するが、それがあっての完成だと、超えたものだけが知っている世界がそこにある。

 

ではでは、フレームも完成し本体のタンク&シートの製作。
これが完成すると外装系は完結する。

この部位はほぼ2Dの曲げで、平らな面が比較的多く存在する。
て〜ことわ〜。
ボデーラインの見せどころ!って訳だ。

滑らかなラインに風景の映り込みが何とも美しいって訳だ。
簡単な部品だけに、手を抜けない部位ってわけだ。



タンク&シートはおおよそ一週間くらいの作業時間で片付きそう。
先にも言ったが、平面が多いぶん強度が得られないと言う不利な点もある。

そこで強度を得るために、外装の縁はワイヤーエッジと言う手法を使用する。
縁の部分を丸めて強度を増すのだ。

カー側の縁にフロントカウルの縁も、未だに処理されていないので今回は
これについて工具を作っておくことにしよう。

このタンク&シートも一番時間のかかる作業になるだろうから。

 

さー覚悟してください。
何が楽しくてプライヤーの画像ばかり見ているのか?って我に返ることでしょう。

また、奥さんが用を足しに、ちょいと旦那のPC覗いてみたら完璧に軽視されますから、
これから先の画像は一人で楽しむように。

本線に戻りますと、ワイヤーエッジには幾つかの手法があります。
私もビードローラーって言う機械を持っていますから、もっと簡単に処理できるのですが、
一般ユーザーの目線に立ってお話をしたいと思います。

SW9638っていい奴でしょ?

今回、用意したのはウォーターポンプ プライヤー。
ホームセンター何かの安物でいいんですよ。ああっ!”ハゼット”なんて使う必要ありませんから。

このウォーターポンプ プライヤーの先端をかぎ状に削ります。
通常のウォーターポンプ プライヤーも並べてみます。

 

このウォーターポンプ プライヤーで縁の耳を起こしてゆきます。
何も専用工具を作らなくてもと思いますが、それはそれで、やっぱ作業が多くなると
専用工具は必至。

 

ところがこのウォーターポンプ プライヤーでフィニッシュとはいかないのです。
左写真ごとく、曲げが甘くなるんですね。

最初は綺麗に巻けても、だんだん握力が無くなってそのうちのたうった卵のようになります。
そこで次に出るのはバイス プライヤー。
また握りものか〜。なんて言っちゃダメ〜。

 

で、予想はしていたが先端はこんな感じ。

これならば握力に関係なく綺麗な曲げが得られるのです。



さ〜て〜。
この外装をちょちょいと終わらせちゃいましょうか〜。

2011/09/01現在、仲間は43人。応援メール85通。

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