さて、今月も掲載できる写真が明らかに少ないのだが・・・・。
しかし!

現在はえげつないことになっている。
そう!今月のような地味〜な作業を乗り越えると、思惑は止まらないのだ。

先月から行っているフレーム回りの仕事だが、フレーム位置が決まると
造りかけのフロントフォークが決まる。
フロントフォーク位置が決まるとエンジン位置が決まる。

本体の長さが決まるのだから、本体の外装も決まるって分けだ。

来月辺りの掲載は!きっとド肝抜かれるぜ。



フレーム上面のパイプ製作。

先々月から使用しているパイプベンダー。このベンダーかなり評判がいい。
問い合わせかなり貰っているのだが、今月はこの辺の報告も行っておこう。

確かめてもらえば分かるが、最近ではヤフオクでも安価なパイプベンダーがリリースされている。
なんなら10000円くらいから購入できてしまう。
そお言う私も、手曲げの安価なものを一つ持っている。

金銭に余裕があれば無論日本製だが、ちょっとやそっとで手に入らないのが現状である。
なぜか日本製は10万円〜30万円それを超えるといきなり百万円を突破する。

不思議に思うのはアメリカだ。手工具がとても充実している。
電動工具も100Vから120Vと作動できなくも無いし、現にコンセント形状も問題ない。

ひっくり返すとアメリカでは人口も多いし、自分でやっちゃえってな人が多いとしか思えないのだ。

 

それはさておきこのベンダーの一つの売りをご紹介しよう。

日本製のパイプベンダーはそれほど複雑な構造物は想定していないのか、あまり小回りが
利かない状況にある。

例えば左の写真を見てくれ。
曲げたい部分が奥にあって、平行して関係の無いパイプがレバーの邪魔になり曲げる事ができない。
右の写真は横から見たところだが、この状態から無理やり曲げるとパイプが回転してしまい完成後にねじれてしまう。
普段なら平行に並んでいるパイプを、切開して単独のパーツにする仕事が増える。

 

しかしこのベンダーは、レバー位置をずらして構造物に干渉しないようになっている。

黄色い矢印は曲げるためのレバーだが、先ほど干渉していた部位だ。
このレバーは保持金具によって位置を保っているのだが、
この保持金具は任意の位置に移動できるのだ。

これによって先ほど邪魔になっていたパイプを、交わしながら加工できるって分けなのさ。

アメリカって加工という行いを、難しく考えないのだと思う。
日本人って”職人”って言う言葉を使いたいだけじゃないのか?

出来る人と出来ない人を、分ける必要なんてどこにあるんだろう?
USA工具っていつも考えさせられる。

”無理”からスタートせずに”どうにかなるさ”のゴールを見れば
この工具は日本に存在していたのにね。

 

今月はここまでだけど、トップのフレームは完成済みです。
来月はとうとう常盤からフレームが解き放たれる。

それを見ずして何を見るのさ!

2011/06/01現在、仲間は42人。応援メール83通。

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