今月、参加メンバーが30名となりました。
来月で製作開始から一年となりますが、着々と進んでいる事に仲間皆に感謝いたします。
私一人では到底成うることなど不可能です。

よく出る意見に、「参加と言っても、何の作業も手伝う事が出来ない」と言われます。
それは大きな間違いです。
参加しているという事実が、挫けそうになった創作意欲に火をつけてくれるのですから。
参加し、見守っているだけで、意味があることに気づいてください。

これを掲載している丁度その時。SW9638ミーティングにてキカイダートーク炸裂しているでしょう。
日本各地から変態が参加しております。

そんな模様は次回掲載として、今回は本体フレームとシートの更新。
地味〜な作業ですが、来るべき日を前に今日も頑張っているのです。

 

ビームエンドのショック取り付け部。
通常はサスペンション一本で丁度良いのですが、悩んだ挙句二本取り付けます。

実車はリジッド式で(フレーム直)タイヤとタイヤハウスのスペースを心配する必要はありません。
例えタイヤとタイヤハウスの間隔が1ミリであっても、当たる心配はありません。

しかし、サスペンションを装着すると、サスペンションが収縮した際、タイヤの”逃げ”が必要です。
ノーサスの乗り心地を知っていますから、少しでも緩和装置を設けたかったので無理して
サスペンションを取り付けることとなりました。

それでも、余りに柔らかいサスではタイヤ ハウスの逃げ空間が多くなってしまい、見た目に悪い。
従って、固めのサスをチョイスしました。

 

ボデーの仮組みです。
メインフレームからの切り欠きを設け、実寸で宛がいサブフレームの寸法取り。

 

前からの寸法を拾い各部を調整します。

 

先ず、サブフレームを角パイプで製作。
”コ”の字型に組んでゆきますが、コーナー部分はR仕上げとします。
角パイプは30ミリ×30ミリで厚みは1.5ミリです。

なるべく切り欠きは無くしたいので、外周部はノーカットで仕上げます。
30ミリ−1.5ミリ=28.5ミリ。半径28.5ミリで円をひきます。
次に、28.5ミリ×2=直径57。57ミリ×3.14÷4=44.745ミリここは精度誤差をみて45ミリとします。

これで円周部からの底辺がでます。そこから垂直線を引けば上の図になります。

 

ここで焦って溶接は禁物です。
構造物は”コ”の字ですから、上部の作業を2回繰返しますが、各部を溶接する前に
切り口部は、コの字より広めに固定します。

上右の写真は、寸法線より角パイプがオーバーしていることを意味します。
1・5ミリの厚みに対して、内寸法がその線に沿っていますから、3ミリほど外に振られています。
構造物の長さにもよりますが、この部材の長さが540ミリくらいだと考えると、
溶接の歪が発生して、これくらいは内に引きつけられると推測しました。

その後に溶接します。
勿論、四箇所はクランプなどで固定されたまま溶接します。

 

そのままではコーナー部の強度が稼げ無いので、三角の張りを追加溶接。

溶接後の寸法確認です。
角パイプのコーナーがR仕上げされているので、写真では内に入っているように見えますが、
事実上は全ての寸法が正規の値がでています。

 

コの字成型から、タイヤの逃げを施し下部サブフレームは取り付けへと移項。



サブフレームは取り外し可能状態とし、上記のステーを造りメイン フレームに溶接ました。

 

上部サブフレームへの仕事を残しつつ、シートへ作業は移項します。

ここではナンバさん大活躍です。
座面の表皮を剥がすとこんな感じ。こんなの汚ちゃない表皮は使えません!
背もたれも製作しますが、まず座面を作らないことには先には進まないので、これやっつけちゃいましょう。

 

できちゃいました。速!

でも凝っていますよ〜。ベース表皮はビニールレザーでアクセントにパンチングの本皮です。
おまけに質感を上げる為に、谷間部分には引き加工を施します。

左写真のシート中央部を見ると、ミシン目が確認できるでしょう。
裏側が右の写真です。

この部分に、ループ状のあて布を縫いその中にワイヤーを中通しします。

 

この中通しされたたワイヤーを、バンドで引っ張ってやれば、シート中央部分が
下へ引き下げられて凹凸が出来るってわけです。

 

どうですかこの質感。さすがプロのお仕事です。中央部分もちゃんと沈んでいるでしょう。
間違いなくサイドマシーンより良い質感です。

でもって、滑り込むようにSSフレームが到着しました。
どうやらこのフレームは使えそうにありませんが採寸は問題ありません。

これで一気に上昇気流か〜ぁ!

2010/02/01現在、仲間は30人。応援メール58通。

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