突っ込んだ企画のわりに、細かな所まで掲載で、疲れました。

GSユーザーなら、気になる所が満載です。

1.アクセサリー電源の新設
2.フォグランプを手元スイッチに変更
3.ハンドル位置を変更

書き出せば簡単ですが、作業は実に暇がいります。

まっ、見てもらえれば、ご理解いただけるでしょう。

 

アクセサリー電源のソケットです。

ソケットに意気込みを感じるでしょう。
今回、良い勉強になりました。ソケットって種類が多くて複雑です。

写真の物は「七星研究所」の防水コネクターです。バイクで防水は外せません。

専門的にはソケットではなく、メタルコンセントが正解で、以後メタコンと省略します。
名前の通り、色は黒いがアルミ製で、精度が高い。
流石、日本製!右の写真が装着時です。

 

左の写真はメタコンにキャップを装着の図。

右はメタコンの後部で、配線の進入路ですが、この配線の太さにも設定があり、
自由に選べます。

 

購入したメタコンは「オス側差込オス、後部配線5ミリ径(配線半田付け用)」。受け側(本体)「メス差込メス(配線半田付け用)」。

それとここには掲載されませんが、ETCのために「オス側差込メス、後部配線5ミリ径(配線半田付け用)」

それと受け側のキャップです。



基本的にアクセサリーの使用は「ETC」と「レーダー」を考えています。

従ってアンペアは10Aで設定です。
「ETC」は車の物を流用するので、ACC電源を取る計画だ。

極数は3本で、ベース電源にACC電源。それにアースで3本です。

  

今まで、フォグライトのスイッチはリモコンを使用していました。

しかしコレが意外と使いにくい。

水濡れを気にして(車用を使用しているため)パニアにしまいこみ、手元に無いのです。
いちいちバイクを止めて取り出すのなら、このまま走っちゃえ・・・・てなことになるのです。

やっぱ使うスイッチは手元に無ければ。

と、言う訳で、今回はついでにフォグの手元スイッチに変更です。



そして最後に、今まで気になっていたハンドル位置。

アフターパーツが幾つか有るのですが、どれも良い金額でかっこ悪い!

しかし写真の物は4000円でお釣が来る。

ジータから発売された、ハンドルアップキットです。
この金額なら、かっこ悪いのも辛抱できます。

 

さー!削り物で〜す。

またかって思った君!ページ閉じちゃって下さい!かなり続きますから。

さ〜て、手ごろなアルミブロックが転がっていたので、
そのブロックを使ってメタコンの本体側を製作です。

外周を削り輪郭を成型。

 

実は私、ドリルのキリは17ミリしか持っていません。
それ以上の穴は旋盤にスイッチして、穴くりバイトで抜いてゆきます。

本体に傷が付かぬように、銅板を挟み掴みます。

 

ずいぶんざっくり進んでもうし分けないです。
真ん中の穴が両端より大きくなっているでしょう?

全てをこの寸法で仕上げます。

 

話しは前後しますが、取り付け位置です。
スクリーンの取り付けステー、立ち上がり部だ。

先で造ったブラケットのステーを表面処理した。

 

このステーを完成させるために、幾つかクリアーしないといけない課題がある。

まず、パイプがステーと干渉する。
取り付け面が干渉し、垂直にステーが立ち上がらない。
メーター本体と干渉しそう。

最初に述べた、パイプを避けるため溝掘る。
エンドミルを使用するが、写真では今回初めて使用する、ボールエンドミルを使用。

 

そして、取り付け面の逃げをつくり、本体との収まりを確認。

 

そして取り付け面も確認。

右の写真はメーターの逃げです。

 

向かって右側のステーは完成し、お次は左側です。

ところが、左側はこれと言って、ステーを取る場所がありません。
そこでスクリーンの傾きを調整する、長穴を使用します。

ホールソーと言う工具で、排出される廃材を使用します。
切り口が不均等なので、これを旋盤でさらえます。

 

GS乗りはご存知の通り、スクリーン調整部はウェーブ状の波が存在します。

ピッチはメモの通りです。さらった後に、先ほど使ったボールエンドミルで波を付けます。

 

こんな感じです。
収まりもばっちり!

 

その土台を利用して左側のステーを製作しました。



削りっ放しも気が引けるので、仕上げ処理でもやってやろうと画策。

皆さん黒染めって知ってますかね?
硬度の高いボルトや、エンジン内部の部品に、多く見られる後処理です。
メッキでもなく、字の通り黒く染まった仕上げです。

手順は上の3つの薬品を使います。

1・洗浄液
2・黒染め液
3・定着液

です。

実は、アルミ用の黒染め液は存在するのですが、買うのがめんどくさく、(だって印鑑持参)
所持しているスチール用とは洗浄液だけが異なるだけで、後は同じ液なのだ。

ごまかしでも染まるだろうと、スチール用をアルミに使ってみた。

 

洗浄後に青い黒染め液に、アルミを浸してみた。

結果。

まるっきり染まりませんでした。見事に染まってないです。
いや。いい勉強になりました。

皆さんは試すことなく、勉強になったはず!良かった良かった。


とりあえずここで一区切り付けます。
作業を忘れてしまわないように、後編は直ぐ掲載しますからいましばらくお待ちください。


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