しかし最近サンダー、グラインダーが非常に安いですね。
へたすりゃ980円なんて代物も見た事があります。
聞いた話では砥石を一箱購入すればサービスでグラインダーをくれるとかくれないとか?
それはさて置きギアの欠け、砥石のストッパーの折れ込み、カーボンの減り、コイルの焼け等考えると、そこそこ良い物を購入しましょう。
さて、ここからは削ると言うより研磨仕上げの領域になります。
言い換えれば下記のような工程に移行した場合は、そこまでの下処理をキッチリ行っておかなくてはいけません。
このメディアで大きい傷を取ろうものなら一枚1000円〜3000円もする高価なものが、見る見るうちに無くなってゆきます。
くれぐれも近道は禁物です。
「サンディング ディスク」 必要度3
これは一言で言うとサンドペーパーを取り付けたようなものです。
主に私はパテの剥離、塗装の剥離、錆の剥離に使用しています。
ペーパーだけに本体はペラペラで薄く、そのまま使用すると破損します。
このディスクには専用のラバーパットを購入し取り付ける訳です。(右の写真がそうです。)
目が小さくなると熱を持ちますし使用頻度もそう高くないので粗く使用するのがベストかと思います。
ハーレーの純正タンクなどの塗装を剥離する場合下地に塗装してある
プライマリーに手を焼いた事はないでしょうか?
このメディアなら比較的すんなり取れました。
「ラジアルホイル」 必要度2
まさかペーパーを一枚づつ人間の手で貼り付けたとは思いませんが一度製作工程を見てみたいものです。
右の写真を見てやって下さい。
大きな縦傷が残ったままテストしてしまったので判別しにくいですが写真でも光沢の
違いはわかるでしょう。
削ることなど出来ませんが表面仕上げは持って来いです。
加工物が1ミリ以下でもまったくといって良いくらい熱を持ちません。
要所要所で使うのなら見た目より使用時間も長いです。
「ナイロンジスク」 必要度2
ナイロンジスクの大きな特徴は本体を削らないと言う事です。
左は典型的なナイロンジスク右は研磨剤が混合されているものです。
左のものは木材には極端な削り込みもなく綺麗な切削面が得られました。
金属に対しては右側を使用しますが、ヘアーライン仕上げには持って来いです。
しかし間違ってもこれで目に見える傷を取ってやろうと思わないことです。
「3Mベベル」 必要度3
番定があり写真の物はグリーン(400#)です。
切削物自身を削りすぎる事がありません。目詰まりが無いのでディスク自身熱を持ちません。
部類的には「ナイロンジスク」と同等と考えてもらっても差し支えありませんが、
どちらか購入するなら私はこちらを選ぶでしょう。
ステンレスヘアーラインの溶接時の焼け取りなどには最適です。
ディスクに弾力が有るので切削物が凹凸があっても対応できます。
上記の「ラジアルホイル」が引っかいたような印象を感じるのに対しこれはそれより丸い感じです。
さてここからは少々変わった使用方法を紹介します。
と、言いますのも普段私たちが目にしているグラインダは高速で使用するものです。
回転数にして9000min〜12000minと言ったところでしょうか。
しかし下記に示すものはその回転数では本体自身が焼けたり、
反対に相手を焼いてしまったりします。
そこで今回、変速できるグラインダーを購入しました。
これなら回転数の変更が出来るのでより理想的な使用が可能です。
勿論、低速高トルク用のグラインダーもありますが今のところ高速用より高価です。
さてこれを使っての紹介といきましょう。
「弾性研磨ディスク」 必要度4
回転数は5000前後で変則グラインダーなら目盛り2くらいか?
と言っても目安にならん〜〜〜!ですか失礼。
そんなことよりディスクの紹介です。
弾性と言う位ですからソフトなタッチなのですが、一言で言うと
研磨剤がゴムに包まれていると思ってください。
私も使う前はゴムが焼けて切削面に張り付くのではと心配しましたが、
そんな心配は一切ありません!
写真はアルミようですがステンレスにも抜群です。
これは買って後悔ないかも?
「ハイラップ」 必要度4
一昔前なら箱買いでしかありませんでしたが、最近ではホームセンターで単品から
売られているので購入しやすくなりました。
本体は超硬質の発泡スチロールと言ったところか。
研磨剤を含有しているのでそのままでも使用できますが、青棒などと併用すると
威力は倍増です。
スチール、ステンレス、のミラーフィニッシュの一歩手前をこなします。
これを使い出したら他のは使えないかも?
しかし間違った使い方をすると減りも早いので結局は割高になってしまう可能性大!
下地処理はキッチリと済ませてからご使用下さい!
お勧め番定は#120ですね。
「フエルト ジスク」 必要度5
左の写真はだいぶん使い込んでいるので元々の状態ではないです。
ほんとは真っ白いフエルトの塊です。
これは右の写真にあるような赤、白、青、棒と併用して使用します。
右の写真はメッキしたものではありません。
3Mベベルとハイラップ、そしてフエルト ジスクを使用して仕上げたものです。
時々間違った考え方をする人がいますが、メッキに出すからと言って表面処理を
いいかげんに考えている人が居ます。
メッキの下処理は上記くらいのバフを掛けておかないと良い仕上がりは望めません。
良い仕上がりを期待するのなら必要な代物ですぞ!
必要度5
これがなかなか良いです。
天下のスリーエムから販売されているものなのですがマジックテープの反面がディスクの
台座に接着されており脱着可能になっています。
勿論アイデア次第で色んな使い方が出来ます。
性質上ミラーフィニッシュの最終段階の仕上げが得られます。
上記は取り付け用のナイロンディスクにスポンジを貼り付けてスポンジバフを製作しました。
これがなかなか使える!
通常のバフ掛けを使用するとでかすぎてバイク特有のキツイR面には不向きですが、
このくらいのサイズなら十分扱えます。
お気に入りのクリーム研磨剤を少量つけて磨きあげて下さい綺麗な鏡面が得られますよ!
最後にこう考えて見ると長い目で見たとき標準のグラインダを購入するのなら
変速用をお勧めしますね。
作業の幅も大きく変わってきますから。
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