イングリッシュホイールを造ってしまえ!
だいたい日本国内に、この機械が売られているのか定かではない。
それこそ検索すれば良いのにそれも実行してないです。
何故って?
何でだろ?・・・・・恐らく図体からして、高価な気がしたからだと思います。
現にオランダに住むダッチマンに問い合わせたところ、1700ユーロ〜。
電機式になると3600ユーロ以上するらしい!
ええ〜い、造って正解でしょう。
先ず基準が必要です。
何でも言えるのですが、自作するのですから自分に合わせて造るのがセオリー、
写真に有るイスの高さが480ミリでした。
座ってみたところ目線の高さが110ミリ、これを基準に各寸法を出してゆきます。
目線の高さに合わせてよいものか、疑問も残りますが・・・・・・・。
座席に座れば目の前にくるものから造るのは、自然の摂理。
目の前に来るものを造るのなら、寸法を変更できない物を揃えるのが、
輪廻転生!おっとこれは関係ないです。・・・・・・(haha)
写真が無くて申し訳ありませんが、よくコンプレッサー等に使用される鉄車輪を、
下部のローラーに使用します。
そして片ローラー方式を採用するのでキャスターは75ミリのものを2個。
キャスターには鉄、樹脂、ゴム、等色々ありますが、重量に耐え油に強い樹脂をチョイス!
台座になる部分の寸法と完成品ですが、左の写真のように5点の部品から構成されています。
1) 台座 2) 左足
3) 右足 4)ローラー 5)ピン
ベースになる部分は9ミリの鋼板を、使用しましたが特殊な物ではありません。
ピンの差込穴は、できるだけ左の写真の状態で空けるようにします。
切断後に穴あけ作業を行うと、部品が小さくなるのでドリル、ボール版に振られる可能性があります。
この状態なら工作物がまだ大きいのでその心配はありません。
それと後から穴あけ作業を行うと、左右のバランスが取りにくいのですが、始めに穴を
開けておくと、二枚のプレートにピンを差込み、差し込んだ状態でバイスで固定すると、
中心を出したままコーナーをサンディングできます。
左右のバランスをとるのは、この部品に対しての最低条件ですからここは慎重に。
ローラー台から下部は40ミリ×40ミリ厚み3,2ミリ角パイプ
左右に振り分けられた脚は50ミリ×50ミリ厚み3,2ミリ角パイプ
差込の切り抜き形状と、キャスターの形状です。
キャスターは75パイを設定しているので、50角のパイプでは取り付けボルトまで干渉します。
そこで右の写真のように、角パイプを切り込み干渉しないようにします。
手前に来るアームの完成品です。
各寸法は記載しておきました。
分解後、再塗装するのがめんどくさかったので重なり会う部分は先にサーフェーサーを、
吹いておきました。
ちょっと見ずらくなってきました。
私はほんとうにこれから造ろうとする人の手助けをしているのか?
疑問の残るところです!
しかし図面を残せない以上、これしか説明する手立てがありません。
解らないことは気にせず聞いてください。
写真は奥行きの部分の部品へと組み上げの図です。
角パイプ45mm×75mm厚み3,2mmです。
工作機として、ローラー物が内側に入り込んでくるため、補強は外に組んでゆきます。
左の写真は下部ローラーの引っ掛け用フックです。
上部ローラーは平らな物で形状が変わらないので、ローラーを変更する事が
ありませんが、下部は形状によってローラーを変更するのでこのような物が必要です。
そして右側の写真が上部ローラーです。
今回の工作で一番の難関です。上部ローラーは先端のボルトを締め込むと、下に押し下げられます。
しかしローラー自身が回転したり、ガタがあるようでは役目をなしません。
ここで諦めるかやり遂げるか?それは貴方しだいです。
間違いなく言えることは、これをクリアーすると後は緩やかな下り坂ですよ!
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