オイルライン配管(ブラス)製作

 

 オイルラインについて、「自分で出来ないのか?」この質問を良く聞きます。

 答えからいゆうと「簡単にできます!」これに尽きるでしょう。

 

 幾つかの要所と特殊工具は必要としますが。

 

 逆に言えば、それさえあれば製作できてしまうのです。

 

 しかしオルラインと言った神経質な部材なだけに、エンジンの焼け付きも配慮にいれなくてはいけません。

 

 自己責任を覚悟の上でそれでも「自分で造りたい!」っていう人、参考にどうぞ。

 

 

 

先ずは部材からです。エンジンから配管への接続方法は何種類かありますが、一番綺麗なのは

エンジン直〜パイピングでしょう。

 

一端ゴムホースなどを経由するとごちゃごちゃして見苦しい物です。

今回は「イハラサイエンス」の接取金具を利用しました。

 

200キロを超える圧力にも耐え信用のおけるものです。

 

接取部材も”スチール””真鍮””ステンレス”とバリエーションにとんでおり適材を選択できるでしょう。

ここで注意が必要です。

パイプに関しては1〜1,5ミリでシームレスといった継ぎ目の無いものを購入してください。

 

継ぎ目があると折曲げ時あるいは、走行時に亀裂が発生しますので注意が必要です。

 

今回私は「いはら」の接取PGねじ8パイ、8/1、90度3個、ストレート4個用意

パイプはシームレス真鍮製1ミリ×8パイを準備しました。

 

 

 

 

純正ホース内径は8ミリ弱、接取内径は4ミリ強ですから加工が必要です。

 

ホースには差込金具が挿入されています。

金具の厚みが1ミリとしても6ミリ以上の内径は確保されてるでしょう。

 

 

 

内径の拡大をはかりドリルでとうし穴を開けます。勿論内径は6ミリです。

 

 

  

 

加工終了後シールテープ(フッ素テープです)を巻きます。

ここで(注)!上記左の写真をよ〜く見てください。

エンジン本体に取り付けられるネジ部が上方に向いていますが、ねじ込んだ時に

シールテープが緩んでしまわないようにネジ目に逆らわずに巻いているのが分かるでしょうか。

 

エンジン側から見て(ネジ先端)右巻き(時計方向)、差込方向(ネジ頭)から見て左方向になります。

 

そして巻き終わったら指先でシール部を押さえて癖をつけてください。

右側の写真ではネジ山がハッキリ分かるでしょう。

 

巻き数は普通1、5回〜2、5回ですが国内産の8/1はUSAと若干違うのか、巻き数を増やした

ほうが良いようです。

上記の倍くらいを目安に、組んだときのトルクも参考にしてください。

 

  

 

パイプベンダーの加工に入ります。このベンダーは単一の径しか加工できません

よく数種類を同時に曲げられるベンダーもありますがあまりお勧めはできません。

 

上記のベンダーでは180度、曲げる事が可能で加工範囲が広がります。

価格は5000円弱だったと記憶します。

 

数種類曲げられる物は角度制限が浅かったように記憶しますが、深曲げできる様であれば

問題ないと思います。

 

 

  

 

加工に入る前に「捨て曲げ」でベンダーの曲げ寸法を確認しておきます。

 

ベンダーのフック部(パイプ先端部)から90度曲げを終了したときの長さを測ります。

このベンダーで曲げた場合は45ミリでした。

 

さて下準備もほどほどにそろそろ本題です!

 

 

 

 

 

    

 

早速、申し訳ありません。

いきなり新しい工具を使ってしまいました。

 

スコヤー(角度取り)です。これは針金等でも代用が利くのでご心配なく。

 

(右写真参照)OILエレメントからカムカバー下部を通って後方に配管を通す予定です。

エレメントからスコヤー間の角度が120度、有効長さが45ミリ内に収まるので

(左写真参照)ベンダーのクック部から曲げを開始、120度で終了です。

 

そして次の曲がりまでの長さを計ります。

 

 

 

  

 

さて、ここが今回の肝です!!

 

写真にあるように有効長さが170ミリだとします。

先ほど曲げたパイプから、170ミリをマジックでマーキングします。

そしてマーキングから45ミリを差し引いて更にマーキングします。

 

第二に描いたマーキングがベンダーフックの寸法になるわけです。

理解できたでしょうか。

この理屈が分かれば同じ事の繰り返し、しかし基本は一つづつ曲げてください。

 

 

 

  

 

作業が完了すればカットです。

色々カットの方法はありますが最良はパイプカッターです。

パイプを挟み込み、上部ねじを少しずつ締め込み回転させれば切断されます。

 

ほとんどのパイプカッターにはリーマー(バリ取り)が付属されているので、

きっちりバリは取りましょう。

 

 

 

  

 

パイプと金具の接続です。

キャップを先にパイプに挿入、続いてスリーブを挿入、この状態で本体に差し込みます。

決して抜けないように注意して下さい。

 

 

  

 

そしてパイプを本体に押し込んだままキャップナットを締め付けます。

軽く締め込むとキャップが止まる位置があります。

そこから4/1回転(90度)締め込めばOKです。

 

(注) キャプの締め込み時はパイプを押し込む気持ちで、中途半端に押さえていると

中のスリーブがパイプに食い込みません!

 

 

 

ちと、分かりずらいですか。

ポンプの吐出量、配管内のゴミ、配管の干渉、パイプの緩み等、

神経を使うカスタムですが「自由な取り回しが出来る」

これに尽きるでしょう。

 

地味な作業はその分、充実感に還元される物です。

 

 

 

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