こんばんは。仕事も無いくせに、年末最後の仕事でクレームが付き残業。
翌日、出勤し納車したSW9638です。
まっ、それはいいとして少々風変わりな車輌でしょう?
私、最後までブガッティだと思っていましたが・・・・・違っていたようです。ハハッ。
決して、バイクのタイヤを付けている分けではありません。
とてもスマートでしょ?人が乗り物に乗るってことは、こお言うことなんですよ。
そんな気持ちにさせてくれるのです。
バイクならハーレーディビッドソン。車なら差し詰めワーゲンビートルといったところか。
この”RUBY”エンジンは、未だにアフターパーツが充実していて、エンジンOHも問題ないとか。
そお言えば、未だにこの手のレースはヨーロッパで開催されていますね。
パーツが無きゃそんなことも出来ないしな。
右の写真はリアデフですが、デフ機構になってないそうです。フェイク?
面白かったのはリーフスプリングの暴れ止めに、ゴムが使用されていました。
今で言えばショックアブソーバーにあたるものです。
リーフスプリングからデフへ、プレートで造ったコンパスのような物を何枚も
重ねあわして、その隙間にゴムを何枚か入れて、ボルトで締め上げてゆくと抵抗が発生します。
んんっ、これは取り付けたくないが、飾っておきたい機構だな。
で、右の写真はエンジンのクランクスタートです。
まあ、お目にかかることは無いでしょう。
スペアタイアのハンドルではありません。
車輌はその辺にして、問題の物を製作します。
今回の依頼は風防の製作です。
説明すると難しいのですが、要するにシングルの風防をアルミで製作しボルト止めします。
しかし、この曲線が非常に微妙な曲線で、外アールに逆反りなのです。
ベースになる板を、ラジアル方向に2Dで切り出します。
その板にメタルバンドで固定し、板金の準備が整います。
ぐるりとメタルバンドで巻くのですが、形状が凸ばかりではありません。
凹曲線が存在し、こお言った箇所は外側からバンドで固定できません。
そんな場合は、予備に廃材を当てて挟み込んで固定します。
これで2Dラインが成型されます。
ここから、イングリッシュホイール&ストレッチャー&シュリンカーで形を造って行きます。
いちどイングリッシュホイールの基本作業を、特集する必要がありますね。
何故って?
もう、できちゃってるからです。
ギャハハハハハハッ!
左の写真は重なって分かりにくいですが、ハンドルからプラス4センチほどを、覆うような曲線です。
このアングルで理解して頂けるでしょうか?
外アールに逆反りになっているでしょ?
完成の暁には、更新いたしますので完成をお楽しみに。
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