トップブリッジの製作編
時間は掛かりましたが、とうとうここまできました。
今回は少々見ごたえがありますよ!
くどくど言わずにとっととやっちゃいます!
図面を引いてから、もうどれ位の時間がたったのか?
忘れてしまいました。
何と、ここで問題が発生しております!
フロントフォークを差し込んだ時、クランプする為にフォーク穴に対して溝を切らなくては
いけないのですが、特殊な工具らしく二軒の旋盤屋さんに断られました。
は〜っ、自分でやるしかないでしょう!
そんな問題を抱えつつ、ボトム時にタイヤがブリッジに当りそうだったので、
ブリッジの下部裏側をカッティングです。
今回「硬超バー」を使用しました、今までスチール用を使っていた訳ですが
アルミ用をチョイスしたところ、さすが専門の道具!
力を入れずにアルミが粉雪のように削れて行きます。
これは3Mのスポンジペーパー以来のヒットです!
フォークを締め付ける際の遊び溝が、無い事にお気づきでしょうか、
白線が引かれてある所に、4ミリ程度の溝を切るのですが、
今回はエアージグソーをチョイスしました。
歯の幅が1,5ミリ溝を2本入れると3ミリの遊びができますが、私の手の振れが左右で
0,3ミリとして残り0,7ミリ左右に0,1ミリの余肉を残したとしても
2本の溝の間に0,5ミリの肉をスライスするように、切らなくてはならない訳です。
”そんな事できんのかよ、コラ〜ッ!”(邦画、「凶器の桜」山口風に読んで下さい)
おっと写真を撮り忘れましたが、出来てしまいました。
後々出てくるので見てやって下さい。
”おいおい、ほんとにお前がやったんか〜、半端やってると!はじくぞコラ〜ッ”
(度々ですが山口風にお願いします。)
トップブリッジのシャフトは圧入というものの、抜け止めは必要です。
ブリッジ後端部に5,2ミリの下穴を開けて、6ミリ×1ミリピッチのタップを立てます。
この際、写真右上にあるリムーバーとでもいうのか、工具を使用すると
スムーズなテーパー面を取る事が出来ます。
350円ほどの工具なので買ってみては?仕上がりが段ちです。
タップを切り終わった裏、シャフト部の図が右上にあります。
シャフトはステンレス製で、圧入する為に右上図のように返りが出ていると、
アルミのように柔らかい素材は、本体を損傷してしまいます。
そこで返り部を半丸ヤスリなどで8〜9分削ってやり残りをホーニングします。
ホーニングの機材が左下に掲載していますが、元々はブレーキのシリンダー内を
研磨する物ですが、色々な物に応用が利きます。
スプレータイプのCRC等を塗布して使用すると、砥石面が目詰まりしないです。
こんなもんです。
ささやかな事ですが、ここをかじってしまうと次回からの作業に障害がでてきます。
ここまできたらあせりは厳禁です。
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