クリアランス フレームモールディング加工
前回まではマフラーまでいきましたが、今回はネック回りの仮組を本組みそれとフレームのモール加工やって
みたいと思います。
1.ネック回り仮組みしてみました、上記左の写真1インチシャフトを差し込んでいるのですが少し右に
振っているのが分かるでしょうか、フレームの骨格を溶接していく上で多少なりとも鉄は歪むもので
す。
そこで、ネックは一番初めに取り付けなければ寸法は出ないが、本溶接は最後にまわします。
各クリアランスを出した後、(ここの寸法も繊細に記載した方がいいでしょうか?とりあえずネック角
40度でトレールが210ミリだったと思います。4度レイクツリーさせてトレールが145ミリだったと思う
文句があるならめーるをくれ!)仮付け&本付け。
2.さっ、フロント周りが終わったところで(ん〜今までに無くネック回りの説明あっさりしていたような・・・)モ
ール行きますけど、何とこれをやりだして今日で21日目です、時間で言うと136時間いつ終わるのか・・・、
とうとう一回目のトンネルが来ましたよこれは。
3.まず上記左、「くの字」の曲げ物発注した物です、これを切り込んだり曲げたりしてフレームに沿わして
行きます。
モール作業にはこの部分をパテで仕上げる手法(パテ埋めの場合、比較的短時間に作業終了が見込
めますが割れたりして強度も心もとない)と、小さいパイプを溶接し残りをパテで埋めるというやりかたも
有りますがここは妥協せず配線回り、(配線だけならパイプ式でも良いかも)ホース回りともフレーム内
に隠してしまいたいので出来るだけ容積を多く取るには作業性が悪くても、この手法を取らざるを得ない
といったのがその答えでした。
4.切り込み148箇所、曲げ(絞り、ならし作業)54箇所、時間ばかり食って終わりません。
ストレートの曲げ材料を発注しておきながら真直ぐな所など皆無!
5.現行でもまだ終わりそうな雰囲気も垣間見れません、曲げ材取り付け後スムージングもへいこう
しております。(このパテいれ一度にやると飽きてしまうので要所要所でやるのが一番)
次回も同じような作業風景になるかも知れませんが、ハンドルになる部分ようやく入手しました
アメリカ軍の戦闘ヘリの狙撃手用ガングリップ(本物)ちょークールお楽しみに。
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