Gao Nisikawa氏のストーリー

 

Gao Nisikawa氏と話す時間が持てた私はとても幸運でした。

ウィークデイ、多くの人たちと時間を共有していると、

今(時間)を、そして自分を忘れがちです。


恐らく仕事場の休憩時間はパチンコの話だったり子供の話、

嫁さんの或いは上司の愚痴だったりするのでしょう。


勘違いしないでください、そんな時間を過す事が悪い事ではないのですよ。
 
若いうちは閉ざされた扉は開けたいものです。


扉の向こうに何があるか分からない場合、

その気持ちは抑えることなど出来ないのが当たり前です。

しかし歳を重ね、常識を備え、人目を気にしだすと、

たとえ扉が閉ざされいても気にならなくなるものです。


例え開くチャンスに恵まれたとしても扉の向こうはおおよそ予想どうりです。
扉が閉ざされた部屋には安心できる空間があります。
それはそれで良いのです。一般大多数は皆、安心できる空間を求めて生活しているのですから。


でも、私の身近にいる連中は何歳になっても「閉ざされた扉の向こう」を見過ごせない人ばかりのようです。

前置きが長くなりましたがちょっと聞いてください。



彼、Gao氏は、某大手の会社に勤めていたのですが、あるとき思い立ってバイクに乗
りはじめ、その魅力に取り憑かれました。


ハーレーに乗り、アメリカ大陸を走ることに憧れ、気持ちは「大陸横断」や「ルート66」へと傾いてゆきました。


彼は意を決し「安心できる空間」を捨て、将来への展望も見つけられないままアメリカに旅立ちます。


30歳も後半に差しかかった人間にとって、いいかげんな気持ちで出来る事では無いでしょう。
実際、辞表を提出する彼の手は震えていたそうです。

アメリカでのロングツーリング。
ハーレーを所有している者の多くが思い描く夢に向かって、彼は旅立ったのです。


私も聞いた事があるのですが、アメリカの田舎では、東洋人が珍しく、やたらと話しかけられるそうです。
彼も行く先々で話しかけられました。


不安な胸中も手伝い彼は「自分探しの為にアメリカを旅しています」と、説明します。
そして説明した後、日本人独特のけんそんを込め「いい歳してこんなことやってます」
と、付け加えたのだそうです。


アメリカはやっぱりアメリカです。
今を生きるアメリカ人は口をそろえてこう言ったそうです。


「とても素晴らしい事じゃないか、この旅は必ず君にとって最高の経験になるよ!

歳なんか関係の無いよ!」


私はこの話を聞いて感動しました。


今、貴方を取り巻いている生活を考えてください。
もし自分自身の職場で同じ事を言ったとしたら?

もし貴方の職場で40歳の声を聞こうとしている人間が同じ事を言ったとしたら?

 

人はどう助言を与えてくれ又、貴方はどう答えてあげますか。

仮に彼らの言う事がお世辞だったとしましょう。
しかし、お世辞でこの様な言葉が出てくるアメリカ人との出会い、それ自体が素晴らしい経験です。

Gao氏は今、間違いなく夢を具現化しようとしています。

「男は熱くなくっちゃ!」私は彼にそう言いまいた。
そしてこう続けたのです。
「熱い人間はそうそう見かけるものでもないけれど、間違いなくそんな人がこの日本にもいるんです。
しかし日本の国民性ゆえ、表に出しにくいのがこの日本。」
「でもね、やっぱり男は熱くなくっちゃ!」

諦めた世代が”閉ざされた扉”を開けるとき、同じくその行為を克服した者、挑戦し
ようとする者と巡り合う、
覚悟を決めなくては知り得ない世界は確実にあるのです。
扉の向こうの世界はおおよそ想像を大きく超えたものでしょう。

バイクという乗り物は決して凡庸な乗り物じゃあないです。
実は貴方も熱いんじゃ〜ないですか?

 

 

 

 

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