冬場の”ロングマニ”解決法!!!
困った物です、夏場は良いのですがそう!あの、ど〜んと伸びたインレットマニーホールド。
カッコいいでしょ!
しかし冬場はマニーに氷が張ってしまい気化しないでしょう?
OK!私もキャブを元に戻すより解決したいです。
今回そんなキャブレターを型にはめます!!
しかしかなり高度な作業が続くのでこのホームページを参考に専門業者と相談しつつ製作しないと
ちょっと無理だと思います。
寸法、材質、工法等、できるだけ細かく掲載しますので参考にしてください、「この部分なら自分で出来る」
って人は自分で処理して工賃を安く抑えましょう。
*はじめに断っておきますと私の場合、エンジン側インレットマニーホールドはSU製、中間インレットマニーホールド
SU製、キャブレターミクニ42パイ、です。
今回ベースになるSUの延長用インレットマニーホルドです。
ミクニのキャブに取り付けるため先端部をカット加工してあります。
使用部品
*アルミエルボー(A5052TD-OS-40AXS10S)一個 *アルミエルボー(A5052TD-OS-50AXS10S)一個
*パイプ40A20センチ(A5052) *パイプ50A20センチ(A5052)
*フラットプレート8ミリ厚100ミリ×100ミリ(A5052) *角材15ミリ×15ミリ長さ100ミリ(A5052)
A5052はアルミの種類、加工においては良好で溶接性にも向いているし強度もあります。
「40A、50A」はパイプの呼び名でインチサイズを指しています。
エルボーの最後に表記されている10Sと言うのは材料の厚みです、以下20Sとだんだん厚くなります。
10Sでおおよそ2,8ミリ位です。
フランジになる部分は見ての通り出来上がっています。(さらっと書いてすみません写真とっていませんでした)
しかしこの作業は比較的簡単でベースになるマニーホールドのフランジ部をあてがって切り抜き&穴あけです。
エボ純正の場合ゴムのリングで固定されているので加工はとても困難です。
私がSUのマニーホールドにしたのはボルトで固定されているからなのです。
アルミエルボーは勿論90度、これを68度に設定(SUが68度です。)今思うと90度だと
エンジンに干渉するはずです。
内と外パイプが2重に重なるのですが、同じ68度にカットすると中を通る小さい径の
パイプが短くなってきます。
短くなった分を延長するのですが完成品も延長するので注意が必要です。
「短い部分+延長部分=完成品」と言う意味です。
内外パイプ、プレートの仮組です。
内外のパイプの空間にエンジンオイルが流れる算段です。
外側にくるパイプのエンド部をハンマリングで絞り、中パイプとの隙間を調整!
外側にくるパイプの概要が完成です。
プレート側に5ミリ、キャブ側に16ミリ延長エンドは絞り加工
一応、解るようにエンド部は溶接直後プレート側は延長後仕上げています。
ニップルを取り付けるクレビスを2箇所取り付けドリルで通路を確保
通路穴は7ミリで貫通しましたが3ミリくらいの下穴を開けた後のほうが良いでしょう。
クレビスには1/8PT(テーパーねじ)のニップルが取り付けられるので下穴は9.2ミリの穴
タップは「1/8-27NPT」というサイズです。
右の写真はねじ切りした後の圧力テストの図です。
きっちり一箇所のエアー漏れを発見しました。
完成品ですが取り付けはまだ先になりそうです。
クールブレイカー用の車両に取り付け予定でこの後パウダーコートに出す予定です。
今回の製作にあたって図面をひいているのですが掲載のしかたが解りません
どなたかご存知の人はご一報下さいお願いします。
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