1)上部全体像2枚の写真です。

 

2)上部が決まればお次は下部です。

 

寸法がハッキリしないので大きめに鉄板を溶接します。

 

この三角部が継いだものですが、後々大変な作業が待ち受けているのです。

 

 

)この状態で、上物を被せて位置をだします。

前後、左右せいかくな位置だしをして、下部鉄板に描いていきます。

 

加工は困難ですが、基本は紙細工も同じことだと思うのですが

 

4)書き込んだ図です。

鉄板の延長部がちょうどいい感じで残っているでしょう。

 

もうすこし先で、後悲劇が!!!

 

 

5)カッティングですが、今回上部と下部との連結は、耳をつけて溶接するため描いたラインより5ミリ大きめにカットします。

6)ちょっと形になってきたでしょう。

 

判る人も!判らない人も!無視してGO!GO!

7)タンク下部に当たる部分です。

 

1ページ1枚目の写真を見てもらうと理解できますが、このタンクは下部を、突合せ溶接するのでモンキーレンチで荒出ししておきます。

 

と、いってもこのまま90度だすとラインが崩れてしまうので、いいとこ45度〜70度止まり、最終は当金&ハンマーリングです。

 

 

8)仮組の図です。

 

そろそろ見えてきました、親指の爪くらいのバイスで挟んでいます。

可愛いでしょう、タンクの両サイド延長部分がいい感じでしょう〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

今!何て!!言いましたか??!!!

このタンクのオーナー曰く、・・・・・・・・・3センチ延長して欲しいとの事!・・・・・・・良いですよワンオフの魅力は!

貴方の為にこの世の一つを作るためです!!!!

 さ〜〜、瞳孔全開でいちから製作です!

 

9)と、言う事でタンク3センチ延長工事です。

 図に線が2本引いてあるでしょう、タンク延長の為、延長分の鉄板を差し込むのですが、地面に対して垂直にタンクを切断する事はできません、必ずタンク上面から垂直にカッティングです。

 前者の方法だとサイズが狂ってしまうのですが、後者だと歪が左右に振り分けられて整形しやすいのです。

 

10)同じように下部も延長です。

 

タンク取り付けブラケットが前部と、後部にあるのですが、後部ブラケットは移動していません。

 

形状から後部ブラケットから計算して、前部ブラケットの位置が悪かったので、後部ブラケットから前の部分を1,5センチ延長しました。

 

ここでの加工は横方向の曲げだけですので、比較的簡単な曲げで対処できます。

困難な絞りや叩きだしは不必要でした。

 

この後、後端部1,5センチ延長で計3センチです。

 

11)こんな具合です。

12)後端部1,5センチ延長!

 

これで取り付け時、位置のバランスも解消できました。

 

13)これでほぼ形が出たのですが、現車が無いので前部のブラケットを溶接することが出来ません。

そこで溶接用ジグを製作します。

 

*この場合のジグはタンクの取り付け位置を出す為に、

そのバイクの取り付けブラケットを製作すると言う事です。

 

14)建築用全ねじ8ミリ(これが結構役に立ちます!)を用意、これに内径8ミリのパイプを十字に溶接します。(写真右下)

 

これを全ねじに挿入し、バイクの取り付け位置に合わせてボルトでロックします。

 

これを取り付ければバイクと同じ位置が出せる手はずです。

 

 

大変な事が発生しました!

15)後部ステーの変更は無いので、後部からジグを取り付けると、自然と前部のステーの位置が出てくるのです。

16)なっなっ何と!

更に3センチ延長!尚且つ全高を1,5センチ低く加工する!・・・・・・・・・・・・・・・。

ユーザーからの強い要望です。

 

「求められた物を求めた人に」これ基本です。

さっサクサクやっちゃったので、写真を撮り忘れてしまいました。

 

どうにかカット写真だけは撮ってありますので。

 

17)仕上げの図です。

 

もしよければ初めの写真と見比べてやってください、この変わりようクールです!。

 

現在カラーリングに入っていますが、完成しましたら何処かで紹介しますのでヨロシク!。

 

 

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