走行距離5万を越え、検査も2回経験。
コレといった問題もなく(あったか?)秋晴れの中ツーリングにでかけた。

走行中しぶきが下から吹き上がってくる?ンニャ?

オロ!フォーク ビシャビシャですやん。

まず脳裏に浮かんだ事といえば!「今月HPの更新はコレで決まりだ!」

 

でもってこれがその状況です。

嫌だ嫌だと言っても、体は正直なもんだぜ!なんて考えながら検証してみます。

ん、オイル漏れだな!いや、そりゃ分かってます。
てか!楽しんでね〜か。

 

じゃ、やっつけちゃいましょう。

まず、フロントタイヤを取り外すが、このアクスルちと難儀だ。
六角レンチがないと外せないように見えるが、実は裏の手があるのだ。

穴径は22ミリなので、22ミリのボルトをワンセット用意すれば事足りる。
22ミリボルトにナットをダブルに掛けてロックする。

そのボルトを差込ナット側を緩めるわけ。
組むときはその逆でOKだ。

あっ、ついでにABSの回転センサーの清掃も忘れないでくれよ。

 

アッパー部分のトップナットは、その下のナットを固定する事でとも回りを防げる。
トップだけを回していると年が変わっても緩まないぜ。

工具は上部14ミリナット、アンダーが19ミリなのだが、後にこの作業は不必要と判明する。(泣)

 

バラけた姿を何回見たことか?最初の頃は心細そうだったGSも、
回数を重ねるごとにその姿にも風格がでてきたな。

インナーチューブのノックを確認しようと、インナーチューブを引っ張ってゆくと当たりがない?
えっ?いつまで出てくるのよ?なんて思っていたら、すっぽり抜けてしまった。

えっ?

そうなんです。インナーチューブに抜け止めの加工は成されていないのです。
こりゃ簡単だわ。

わざわざショップに出さなくてもよくネ〜。

通常のテレスコピック フォークは、トリプルツリーのトップとアンダーともインナーフォークを保持している為に、
宙ぶらりんのアウターを抜けないようにする必要が有る。

しかし1200GSのテレレバーだと、インナーチューブとアウターを掴んでいるので、
この距離を変えることがないのなら、抜ける事はないのだ。

しかし・・・・これだったらインナーチューブ取らなくていいんじゃね?

まっ、取ったものは仕方ない。

右の写真は今回オイル漏れの原因。
見事にシール押さえのスプリングが錆びています。
矢印にあるシール抜け止めのロックを取り外します。

 

ちょい奮発してシール取り外し工具を買っちゃいました。無くても問題ありませんが・・・使ってみたかったのです。

シールも点数すくなく、ダスト>メカシール ワッシャー>シールパッキン>メカシールです。
必要なのはゴム部位のみでOKです。



上の写真がメカシール。


 

部品で引いたダストシールとオイルシール。

11/21と言うラチェット駒を使って留りまでを確認しながらプラスチックハンマーで軽く叩き込む。

 

ここ結構重要な所です。
抜け止めのクリップをはめ込むが、切り欠き部でシリンダー内側に傷をいけてしまうので、
切り欠き部を先に溝へと落としておきます。

それから手前の部分を差し込むと、シリンダー壁に傷をつけることはありません。

ここいい加減にしていると、走行中フォークオイルをぶちまけることになる。

 

ダストシールは手で押し込んでも抵抗無くはめ込みできます。

で、フォークオイルだが指定は10Wだが柔らかめが好きな私は9Wに設定した。
油量は651CCです。



フォーク挿入し、逆に組んで行けば完成だが、テレスコフォークと違う部分が有ります。
それはアクスル中心を整えた後にフォークをロックする事。

何せアウターを固定するからね。

最後に、フォークアウターとツリーの締め付け部は、私の場合カップグリスを塗布しています。
と言うのも、フォークアウターの材質はジュラルミンが使われていることが多く、
非常に腐食しやすいのだ。

特に傷が発生しやすい或いは、力の掛かる部位だからこうしておくと腐食の進行を
遅らせることができるのでは?ない?だろう?か?

てか、注意深く見てもらったら分かるが、GSは軽くグリス塗布されているようにも見える。

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