リア周りがおおかた形になってきた。

そこで悩むのはお次の作業だ。

流れから言うと、リアからエンジンが鎮座するフレーム周りを追いかけるのが自然かも知れないが、
ここは一番ややこしいフロント周りを攻略したい。


このバットポッド。皆さんが思っているよりかなり複雑な構造である。

アメリカ映画業界の本気を、車両から教わる今日この頃です。


ここまで形になってくると、乗ることを想像して尻がフワフワして落ち着かない。
んん〜〜っ!いい感じよ〜!!!

 

実車バットポッドに使われているマスターシリンダー。

パーツごときで妥協したくないので、イギリスから調達しましたよ〜。

 

そうそう。こちらにちょっぴり画像がアップされている。

尻がモゾモゾするから一度見てみれば〜。

「バットポッド ジャパニーズ テイスト!!」

 

それじゃフロント周りやっつけましょう。

その前に付随パーツを一つ造っておこう。


左写真でなんとなく理解してくれる人もいることだろうが、けっこうゴチャゴチャバイクに
くっついているんだ。

その中の一つに、エアータンクがフロントフォーク部分に取り付けられてある。

簡単な工作物ではあるが、こおいった部品て邪魔くさく後回しにしてしまう癖が私にはある。

従ってどおでもいいようなこのような部品は、先に造るのがセオリーなのである。

あくまで私的な話だが。

 

調べてみると、実車はスクーバーダイビング用のタンクを使っているようだが

飾りの匂いがプンプンするので、寸法を合わせて製作することにした。

造っている最中に気が付いたのだが、なんとこのタンクには圧力計が付いてホースまで伸びているではないか。


仕方ない後々の事を考えて、圧力タンクにできる精度で造るのに変更である。



ザクッとできました。


ここまでくればいくら仕事をのこしても、仕上げくらい気持ちよくやってくれるでしょう。

ささっ、つぎいっちゃいましょう。

 

普通のバイクで言う所の、スイングアームの連結部。
この車両は乗車する人の鼻先に位置する。


その部品が上記のものだ。

 

従ってフロントフォークの根元が、スイングアームの取り付け部になるわけだ。

通常のモーターサイクルであれば、ショックが稼動するたびにトレールが変化し
まあどんな挙動をするのか考えると末恐ろしい。

しかしだ、この車両はハブステアリングである。
車輛の上下にそれほど影響を受けずにトレールを決めることが出来る。

どうよどうよ!考えると尻がモゾモゾしてきたっしょ?

 

フレーム軸からタイヤ幅の逃し、”キック部分”の製作。

この部位にはハンドリング ロッドが挿入されるため、ベアリングが組み込まれる。

 

このフランジベアリングが一台で、3個も使われている。

 

フランジベアリングが3個並ぶのだが、実車のようにうまくゆかない。

左写真のように突合せで取りつくのだが、実車ではフランジベアリングとフランジベアリングとは
空間が存在しない。

従ってこの部分は加工が必要だ。

 

キック部分がだいぶ形になってきた。

先ほどのタンクも置いてみましょう。

 

全ての寸法を採寸し仮付け。

次回はステアリングロッドからハブまでを紹介できそうですね。

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