タイヤは未だにカリフォルニアのコンテナ待ち。
進まない。作業の進展がない。

これではイカン!と各部の検証へと今回は進む。

とは言っても、フィギアは手元にあるので細かな部品は制作範囲だ。


肝心なタイヤ!この次に肝心なパーツはフレーム。

フレームを造るうえで骨格となるのが可動部分だ。

今月はそんな可動部分を考え、製作へと突入したい。
それじゃその辺の検証!行ってみましょう。



普通の二輪車の可動部分を考えると(フレームからボルトで結束されている可動部分は除外)

A) ネックチューブ
B)スイングアーム部

この二つ

Batpodの場合、これに代わる部位がこれから紹介されるが、
A)に代わるネック部。簡単に言うとトリプルツリー取り付け部だが、フレーム下へ格納されている。

上の写真では判明しにくいが、左右に鎮座するハンドル後端から黒いパイプがフレーム下方へ
伸びているのが確認できるでしょう。

下腹部にリンクを介して前方アクスルまで伸びて行くのだが、末端部材は先の先での
お話なので、今回は突っ込んだお話はなし。

肝心なのはB)の部位だ。



この次の画像で答えが得られるが、この車両に(車両と呼ぶには少々抵抗もあるが・・・。)
スイングアームらしきものは存在しない。

正確に言うと、スイングアームに人間が乗っかっていると言うほうが正しいかもしれない。

実は二輪車でいうフレームとスイングアームとを繋ぐ部分が、この車両はほぼハンドルと同軸上に
存在しているのだ。

フレームの核となる部位はまさしくここであり、この部位を造ることなくして作業の進展はあり得ない。



スイングアームのように見える後輪駆動部には、可動構造は確認できない。

ここでお気づきになりませんか?

この車両。プロペラシャフトで構成されていると思ってません?

私も当初そう考えていました。
まず間違いなく、これはチェーン駆動で、スプロケットが入っています。

で考えたのです。

後輪アクスルはバイクのように可動できない構造なので、チェーン引きはどうするのか?

でじっくり見ると何とエンジンのベースが可動できそうです。


従って固定されているエンジンに対して後輪を移動させてチェーン引きする二輪車に対して、
Batpodは固定されている後輪に対してエンジンを移動させてチェーンを引くわけです。

しかし、映画の撮影用に造られた車両ですから、たとえチェーンが伸びようとも交換すればいいものを、
わざわざ調整できる造りにしてあるところが、アメリカ映画の本気が垣間見えます。



お判りの通り、フレーム制作のスタートはに分割されたフレームの接合部です。

次回は接合部の製作をお知らせできることでしょう。

この接合部、実は二段階に可動する必要があります。
なぜなら、Batpodは30センチほどの車高を上下できます。

ダークナイトの中でトレーラーの下をくぐるカットで、Batpodの車高が変化します。
*YouTube-Batpod

この動作を実現するにはサスペンションを介して、油圧シリンダーを必要とします。
任せてください!!!当方専門分野です。

タイヤのラジアル回転は実現できなくても(いや実現可能なのだが・・・)これを捨てるわけには
ゆきません。

 

最後に、ダークナイトライジングでのワンシーンで階段を駆け下りるシーンがあるのですが、
明らかにデモで展示されたガトリングガンの長さが違う。

あの長さでは引っかかって危険なのか?

それともガトリングも可動し前後するのか?
さてどうするオレ!

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