アマゾネスのフィニッシュ作業ですが・・・・・・。

忙しすぎて写真の撮り忘れ満載です。

撮り忘れた個所は”フロントホイールのハブ削り””フロントキャリパー削り出し””フロントブレーキ
Wディスク新設””FCRキャブレターのセッティング”等々

書き出したらキリがない。

そんななか、かろうじて残っていた画像を元にページにしてみました。
細かなことは気にせずどんどん流して読み進もう!!!

 

以前言った通りアマゾネスのエンジンは四輪車ワーゲンのエンジンです。

従ってフラットフォー。水平対向の4気筒です。

ツインキャブでアクセル一本ワイヤーを分岐させ、左右に振り分ける加工が必要。

イギリスから取ったキットから寸法を合わせ加工してゆきます。

長さを合わせカット。ほとんどのアウターチューブの内部はスパイラル状の金属なため
カットした場合に内部にバリが発生します。

そのバリもリーマーで除去しておきましょう。

  

金具を圧着しますがこの金具の場合二重クランプです。

従ってベースをはじめに挿入しておきますが、キツキツなのでアウター固定工具も制作しました。

  

挿入が完了すればお次はカシメです。

専用の圧着機も販売されていますが、8万円くらいいたします。
高いです。

そこでS45Cの鋼材を使用し、製作いたしました圧着機。

 

そして分岐部の組み付けです。

 

ワイヤーはこんな感じで振り分けられます。

分岐部の金具は種類が変わって一層になります。

そこそこの工具や知識が無いと、なかなか厳しい作業が続きますね。

 

でキャブレーター側の金具取り付けで完成となります。

 

続いてワイヤークラッチから油圧クラッチの変更です。

もうハンドルに油圧マスターが付いていますが、通常径22mmのマスターを
25.4mmハンドルへ加工してあります。

ストレートリーマーで加工しましたがそこはすっ飛ばします。

レリーズピストンはフェアレディ用を使用しました。

通常アフターマーケットの油圧クラッチキットなどは”引き型”が一般的ですが
引きでは力加減がお話になりません。

”押し型”を選定し取り付け加工を考えるとどうしても車用を選ばざるをえない。

マスターはニッシンの径19mmでマスターは日産の19mm。
1:1の油圧配分です。

何せデーターが無いので、経験から選定するほかありません。

 

調整しながら位置を詰めてゆきました。

完璧です。見違えるほど軽くなりましたとさ。

 

ちょっとだけフロントブレーキが映ってます。

で、エンジンオイルの増量を兼ねてオイルクーラーを追加しました。

レスポンス、ブレーキング、クラッチのキレ、なんかまるっきり違うバイクになったとのお言葉
ありがとうございます。

しかし、「どうにもならない」なんて思ってみても。案外どうにかなっちゃうんだと言うことですね。



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