今月はアマゾネスのカスタムです。
知ってますか?アマゾネス。
私も知ってはいましたがそれはカタログで見るそれであって、まさか目の前に現れるとは
思ってもみませんでした。
ぶっ飛んだバイクにはぶっ飛んだオーナー・・・・いやいや。
洒落たオーナーがお似合いです。
そんなオーナーがぶっ飛んだカスタムの依頼です。
ボチボチとその過程を一緒に楽しみましょう。
現在のビックバイクは数々あれど、そのけん引となった車両はこのアマゾネスではないでしょうか。
今では珍しくなくなってきましたが、車のエンジンが搭載されたアマゾネス。
皆さんもシ知っているでしょうワーゲンビートル。
フラットフォーが与えられたその車格は、デカさにもほどがあるでしょ!って突っ込みたくなるのです。
フロント フォークのOHをまず始めに取り掛かったのですが、すみません画像を忘れていました。
かろうじてフロントアクスル部のOH画像が残ってました。
ベアリングにガタが出ていて、スペイン製のベアリングからNTNに変更。
変色固着したグリスを洗い流しての組み付け。やってて気持ちいい瞬間ですね。
さてここからが本領発揮です。
純正キャブを取っ払ってキャブレーターの交換です。
ウェーバーと言う手もあるが、オーナーと相談したところFCRが希望とのこと。
やっぱぶっ飛んで・・・・い・・いや・・・・言うことがオシャレです。
私も興味津々で賛同。1600ccの四発なので一発400cc。
回転数が4300回転当たりのレッドゾーンを想定すると、エンジンのことも考えてFCR35に決定です。
インシュレーターはアルミ部をワンオフで製作し、ゴムのインシュレーターはVmaxがドンピシャでした。
次に問題なのはアクセルワイヤーです。
世間に出回っているアクセルワイヤーは1-1が常識です。
しかしこの水平対向エンジンはキャブレターの位置が離れすぎて、どうしても1-2って言うワイヤーが必要です。
純正は1-1ワイヤーを使い中央でリンクを介して左右ロットで結束しているのですが、
オーナーがアクセルの重さを解消したいとのことだったので、全てワイヤーが理想です。
そこで無いものは作れが当たり前なのですが、その前にアメリカに無いのか調べてみると
こんなパーツが出てきたのです。
長さを決められるばかりか、金具の自由度も魅力的です。
すかさず発注を入れ到着までに違う部位を着手しましょう。
アクセル到着までハンドルに着手です。
オーナーの体格からしてハンドル位置が少々遠いようで、ハンドルサイズからして
カタログからハンドルを物色しても適合するものがありません。
ハーレー用では小さいのです。
全く困ったものです。
無いものは造る。握りこぶし一つ半くらい手前に引き、オープンスタイルのハンドルを今風に
絞って製作開始です。
結合部の溶接だけではボリュームに欠けて、標準なのだが貧弱に見えてしまう。
そこで今風に飾りリブを追加してみました。
ハンドルをボディーと同色としフィッティング。
上の写真から見るといいくらいに後方へ流れたでしょう。
前からの写真だとハンドルが小さく見えますが、ハーレーより5センチも広いんですよ。
取り回しもいい感じです。
右の写真はタコメーターを撮影したものです。
トラックのメーターじゃありませんよ。
これも完成まで掲載しますので、これからをお楽しみに。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||